『LAW&ORDER』#34「ボイス」Star struck

テレビドラマに出演している人気女優ルーシー・ネベンが、公園で瀕死の状態で倒れているのを発見された。アパートのドアマンによると、被害者は22時に犬の散歩に出たという。秘書に所持品の確認をしてもらうと、祖母の結婚指輪とセント・ジェニシアスのメダルが消えていた。セレッタたちはファンレターの中から危険と思われる人物3人を選び出し、彼らの聴取を行うことにする。一人目は車椅子のため除外、二人目は恋人のアパートから22時半頃に帰宅、三人目はドラマのイベント会場からの帰りでバスに乗車していたというアリバイがあった。ドラマスタッフからルーシーの親友だった衣装係のサラ・ウォレスが彼女の私物を盗んだと疑われクビになったと聞く。サラを聴取すると、男から頼まれルーシーの下着を盗み、マイケル・W・バーキットに売ったという。彼は不法侵入と窃盗の前科があり、映画の小道具が好きらしい。彼を逮捕し取調べ、セレブの私物を販売店を経営するクレイマンに売ったと自供させる。クレイマンから下着はティム・フォアマンに売ったと聞きだしフォアマンに会いに行くと、彼はルーシーのモノマネ芸人でなりきるために注文をしたといい、ショーに出演していたというアリバイがあった。彼からルーシーのドレスと男に売ったと聞き、彼女のファンに片っ端から「服を買い戻したい」との電話をかけ、ひとりの男が反応する。それは以前聴取をした3人の中のひとり、ジェシー・アンガー。彼は事件当夜は恋人のサンディのアパートから出たのは22時頃と供述、恋人は彼と喧嘩をしたため15分くらい早かったかも知れないと供述。喧嘩の原因は、彼女にルーシーのドレスを着させようとしたこと。ルーシーのアパートは、サンディのアパートから彼の自宅の中間にあり、ルーシーの散歩の時間を知っていればぎりぎり会える。彼を署に呼び、面通しに協力してもらうよう依頼すると応じたため面通しが行われる。ルーシーはアンガーを指名、彼のことを覚えていたのだ。彼の所持品の中にルーシーの指輪とメダルがあり、アンガーは自供する――。