『LAW&ORDER』#416「消えた事件」Knock Off

チャイナタウンで、ダーガービルから来た教会信徒ウィリアムズ・ティモンズが射殺された。至近距離から2発射たれており、血痕を追うと路地のゴミ置場で射たれたことが分かった。被害者は教会信徒によるツアーの参加者で、バスの運転手ボブによると被害者から集合時間を聞かれたという。参加者によると、彼が参加したのは初めてとのこと。ある夫婦が偽ブランド品を所持しており問い詰めると、ボブが紹介したミン雑貨店で買ったという。以前来た時はYK雑貨店で買ったが、ボブが店主ともめたという。ボブを署に連行し聴取すると、彼は客を連れて行った礼金として店主に分け前を要求していたことを自供。縄張り争いの警告として被害者が殺されたかもしれないと考えたルーポとバーナードはYK雑貨店に捜索に入り、被害者から地下鉄までの道順を聞かれ地図を購入したことを店主から聞きだす。解剖結果が出た。凶器は38口径で、被害者の腕にはかなり前のものと見られる注射痕があった。また、腕には注射痕とは違う小さい穴もあった。街頭の監視カメラの映像から、被害者がキャナル通り駅からR線に乗車し、ブロードウェイと28丁目の角の駅で下車したことが判明、向かった方向にはフラワー・ディストリクトがある。生花店に向かった2人は、店員から被害者が店長のダイアンと喧嘩していたことを聞きだす。彼女は被害者を見るなり怒鳴り、ぶちのめしたという。彼女は病欠で休んでいるというので、2人は彼女のアパートへ向かい聴取を行う。彼女は被害者と面識はなく、ぶちのめしたのはを知人を装った変態だと供述。挙動不審で、嘘をついているのは明らかだ。彼女は檀山流柔術を習い、射撃の腕前はNRA(全米ライフル協会)のお墨付き。ルーポは彼女を挑発し、公務執行妨害で逮捕する。彼女の前の住所は被害者と同じダーガービル、恋人だった可能性がある。被害者は麻薬での逮捕歴が何度もあり、最後の逮捕は6年前。3年前の逮捕では不起訴になっていた。よりを戻すため彼女を訪ねたのか? ダイアンは3年前に病院から先取特権の主張を行っており、その日付は被害者が逮捕された前日。ヴァン・ビューレン警部補が彼女の尋問を行い、3年前ダイアンが被害者にレイプされたのではないかと訊ねるが、彼女は何も答えず弁護士を要求する――。