『LAW&ORDER』#31「断たれた想い」Renunciation

犬の散歩中だったラリー・キーリーが轢き逃げされ死亡した。目撃者の雑貨店主によると、通りに停車していたベンツが彼に向かって一直線に発進したという。被害者にはギャンブル癖があり、スポーツ賭博で多額の借金があったが胴元が殺すとは考えにくい。隣人のアイザックソン氏が夜音楽をかけてうるさいキーリー夫妻に対する苦情をしたというので管理人に確認すると、苦情は毎回火曜日にされていた。また、セレッタとローガンは妻のジェナが夫の死の翌日にアパートを購入したことを知る。キーリーは月曜の夜は勤め先のスポーツバーでフットボール観戦をしているため不在のはず。ジェナの身辺を洗った2人は、彼女に数学の個別指導を受けているロイ・パックJrと親しいことを突き止める。事件の夜、ロイは父親とオペラ観劇していたと供述し父親も同様の供述をするが、オペラ終了から事件発生時刻まで間がありアリバイは完璧ではない。彼が母親が経営する会社の公用車のベンツを度々内緒に運転しており、事件当日にも運転をしていたことが判明。車のヘッドライトが割れていたため、逮捕に踏み切る――。