『LAW&ORDER』#33「舞台を降りる時」His hour upon the stage

ゴミ箱からタキシードを着たずぶ濡れの男の射殺体が発見された。胸に1発、頭に2発撃ち込まれ、内臓までカチカチに凍っており、4〜5年前に殺されたとようだ。失踪届は出されておらず、身元は不明。死体を隠せる場所に最適なのはレストランの冷凍庫。捜査を開始したセレッタとローガンは、マフィアが経営する「マリオのレストラン」の冷凍庫でタキシードのボタンを発見。マリオの取調べ中に、被害者がブロードウェイのプロデューサーのジョッシュ・フォスターと判明。被害者の姉から、女優のレズリー・ハートと交際していたと聞いたセレッタとローガンは彼女に聴取を行うが、有益な情報は得られなかった。相棒だったゲイリー・ウォレスにも聴取を行うが、こちらも空振り。もてなかった男が女優の恋人ができた直後に失踪、また相棒が被害者のことをよく知らないというのはおかしく、2人は怪しい。次に彼らはレズリーの高校の同級生で作曲家のショーン・ハイランドの聴取を行い、被害者が資金集めに奔走していたと聞く。支援パーティーを開いたマリリー・カッツに聴取を行い、フォスターは18時に現れたが彼女は19時に夕食の予約を入れていたため19時には会場を出たという。鑑識が衣服の血痕の状態から座っている時に撃たれたと断定し、フォスターから当時レンタルしていたリムジンの運転手ロイド・ダナーのことを聞きだすが、彼は服役中に喧嘩で殺されていた。同房者のポラードと取引を行い、ダナーが殺したあと「マリオのレストラン」で皿洗いをしていた義兄のハントが店の冷凍庫に隠したことを聞きだす。フォスターが事件当時レンタルしていたリムジンを押収し、シートから弾と血痕を採取。確かな証拠はないが、フォスターの逮捕に踏み切る――。