受先特集(1)

Twitterにアップしたフェアリー詰将棋の再録。今回は受先特集。
ばか詰は易しいので解答は書きませんが(分からない方は聞いてください)、受先Andernachと対面ばか詰の解答は反転して掲載しています。
【Andernach】 (玉以外の)駒取りを行った駒はその場で相手の駒になる(棋譜表記「転」)。成生の選択は転する前に行われ(選択権は取った側にある)駒を取ったら転する。駒取りの場合に限り八段目の桂不成・九段目の桂香不成が可能。取ると二歩になる場合は転しない。
【打歩】 打歩詰以外の詰め手は禁止。
【対面】 ある駒Aの直前に相手の駒Bがある時、AはBの動きになる。1段目の桂香歩は行き所のない駒だが、2段目の桂は行き所のない駒にはならない。
【ばか詰】 双方協力して最短手数で受方玉を詰める。透かし詰は詰みと認められない。

試作というか没作供養というか。やさしすぎる……かな?
解答(反転しています)
36玉、58角、27玉、49角、17玉、29桂、同飛成転、18歩まで8手。
(2015/1/21)






看寿賞作家のKさんに「全然易しくない!」と言われました(笑)が、やさしいはずです……多分。
解答(反転しています)
34玉、26桂、25香、同桂、33玉、34香まで6手。
(2015/1/21)






Kさんに「易しい!」と言わせるために作図(笑)。
公式RTされたこともあり、思わぬ反響がありました。
(2015/1/22)









「王手がかかっていない受先は気持ち悪い。中途半端に思えてしまう」というツイート(こういう意見が出るのも分からなくはない)があり、急拵えで作図。
王手のかかった受先は性能変化系ルールでやれば面白いものができるかも?
(2015/1/22)