『Web Fairy Paradise』発表作(76)

第116回WFP作品展 116-1(『WFP』第136号)

【二玉詰(または多玉詰)】
 複数の玉を使用する。どの玉に対しても王手放置は禁手。王手を外せなければ詰み。
【協力詰(ばか詰)】
 双方協力して最短手数で受方玉を詰める。透かし詰は詰みと認められない。
【受先】
 受方から指し始める。
【中立駒(n駒)】
 どちらの手番でも動かせる駒。横向きの字か横にnを付加して表記する。

 
[補足]
1)n駒の動きは現手番の駒としての動きとなる(利きが非対称な駒の場合に要注意)。
2)中立駒は現手番の駒として成れる場合のみ、成ることができる。
3)中立駒はどちらの手番でも取ることができ、持駒になる。この時、所属は取った側の持駒だが中立性は失わず、再び盤に戻ったときには中立駒として振る舞う。
4)中立駒は現手番側の駒を取れない。相手側の駒や、中立駒は取れる。
5)二歩禁を適用。手番を問わず、中立駒の歩や通常の歩がある筋に、更に中立駒の歩を打つことは禁止。
6)中立駒は行き所のない駒にならない。
7)中立駒でも自玉への王手は反則 。自玉への王手となっているかの判定は、現手番が終了し、相手側が着手する前に行う。
【Imitator(■またはI)】 着手をした時、その着手と同じベクトルだけ動く駒。Imitator が駒を飛び越えたり、駒のある地点に着手したり、盤の外に出たりするような着手は禁止。これは王手の判定にも適用される。
【結果】
正解2名(実質正解者1名)
【手順】
6二n飛、6五n飛不成[I58]、4五n角、8一n角成[I94]まで4手。
【コメント】
2019年4月5日完成、9月16日投稿。
二玉詰+Imitatorの試作品。この路線、発展の余地はなさそうです。