時代劇専門チャンネルで『同心暁蘭之介』がスタート。
『同心暁蘭之介』(全45話)*1
原作:笹沢左保『同心暁蘭之介 江戸期の法律捕物控』(『北町奉行定廻り同心控』)
主演:杉良太郎
共演:岡田英次、青木義朗、高品格、赤塚真人、うえだ峻、松尾嘉代、伊東四朗、島田正吾、伴淳三郎
ナレーター:小林清志
企画:白川文造、佐々木太郎
プロデューサー:能村庸一、矢島進
音楽:渡辺岳夫
音楽監修:浜圭介
主題歌:「飛翔」(唄:杉良太郎)
制作:杉良太郎、杉友プロダクション、フジテレビ
『同心暁蘭之介』#1「同心の泣いた日」
ゲスト:藤巻潤、左右田一平、菅貫太郎、波乃久里子(友情出演)
脚本:山野四郎
監督:高橋繁男
小伝馬町に収監されている罪人5人に処刑執行が告げられる。その中に元・中間の茂助がいた。彼は芸者を殺し15両を奪ったとされていたが、供述を翻し無実を訴え暴れる。茂助の無実を信じた北町奉行所定廻り同心・暁蘭之介は再調査に乗り出し、幼馴染で吟味方与力見習いの野津善次郎が杜撰な吟味をしたこと、殺された芸者にしつこく言い寄っていた侍がおり、その侍が大御番頭の用人・合田次右衛門だと知る。
『新五捕物帳』と並行して放送されていた本作も、ハードボイルド時代劇となっている。第1話ということもあって、江戸時代の法制度の仕組みがセリフで説明される。ストーリー自体は月並みなものだが、出演者の演技と存在感に引き込まれて見入ってしまう。杉様の巻き舌と殺陣はいつ観ても良い。そして、ナベタケの劇伴はいつ聴いても素晴らしい。
- 作者: 笹沢左保
- 出版社/メーカー: 祥伝社
- 発売日: 1988/10/01
- メディア: 文庫
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*1:#44「通り魔」は欠番扱いとなっている。