『華麗なるペテン師たち』#15「死んだふり詐欺」Ties That Bind Us

2ヶ月前のこと。ミッキーたちの前に、アメリカ人詐欺師が現れる。彼の名はジェイムズ・ウィテカー・ライト3世。彼の祖父ウィテカー・ライト1世はヴィクトリア時代きっての金融業者であり、伝説の詐欺師。法廷のど真ん中で行った「死んだふり詐欺」は、「“究極の”死んだふり詐欺」として語り継がれている。アメリカ西部で一攫千金を目論む者たちに偽の金鉱を売りつけ金を巻きあげた彼は、イギリスに渡りロンドン証券取引所に偽金鉱の会社を上場して株で大儲けをしたが、コーンフット投資銀行などの逆襲にあい破滅した。ウィテカー・ライト3世は祖父の復讐をするため、ミッキーたちに協力を求めてくる。
※ラストを明かしています。
久々にミッキーたちが一杯食わされるエピソード。ウィテカー・ライト3世の声を有川博がやっていて(最初、勝部演之だと思いました)、見事に嵌まっている。冷静な目で見ると凡作なのだが、チャップリンマトリックスといった「遊び」が楽しく、そうとは感じさせない。ウィテカー・ライト3世には再登場して欲しいなぁ。