『華麗なるペテン師たち』#16「インド映画万歳!」A Bollywood Dream

アルバートは旧友で詐欺師仲間のハロルドから、とっちめてやりたい奴がいると聞く。その人物とは、サッチャー政権の時に移住してきたインド人のクルビン・ダ・サマール。偽ブランド服を作る小さな工場のネットワークを経営している人でなしだ。彼はインドにいた頃、映画俳優を目指していたが父親に反対され家業を継ぐことになった。しかし、今でもインド映画への情熱は持ち続けており、毎週映画館に通っている。ミッキーたちは完璧主義者のサマールにパトロン詐欺を仕掛けるが、計画が完璧すぎるのがあだとなり、詐欺を見破られてしまう。これに動揺したダニーが追突事故を起こしてしまい、同乗していたサマールは事故の後遺症で逆行性健忘となり最近の記憶を失ってしまう。
サマールの声は小山力也で、サマールの変化を見事に演じています。マサラ映画のシーンには感動。ドラマスタッフの本気を見ました(笑)。たまにはこういう「いい話」も良いですね。