『華麗なるペテン師たち』#18「怪盗ゴースト」Law and Corruption

9万ポンドの仕事を終え、アジトへ帰ってきたミッキー・ダニー・ステイシーの3人。彼らを待っていたのは、捜査令状を持ったロンドン警視庁刑事部のマシュー・ヨーク警部。スーツケースに6キロのコカインを仕込まれ、麻薬取引容疑でチーム全員が逮捕される。ライバルのニール・クーパー警部が良い成績を挙げているため、ヨークはトップ警官としての面目を保つために大物を逮捕しなければならなかった。そこで目をつけたのが、「警察が逮捕したい泥棒リスト」で6年連続No.1の大物窃盗犯アダム・ライス、通称“ゴースト”。ヨークはミッキーたちに自由の身になるのと引き換えに、ライスの逮捕に協力しろと脅迫する。アルバートを人質にされ非公式に釈放されたミッキーたちは、ライスに近づく。
シリーズ3の最終話。野島昭生がヨーク警部、東地宏樹がゴーストの声を当てている。ひとまず今シリーズでミッキーとはお別れなのが残念(シリーズ5から復帰するが、NHKは放送してくれるのか?)。
人質のアルバートが地味に大活躍。本当にすごい爺さんだ(笑)。アッシュって裏の世界では有名人だったのね。ラストはゴーストがミッキーたちを嵌めたという解釈でいいのかな? それとも偶然?(伏線らしきものは貼っていたが、どうなんだろう)
さて、これでシリーズ3が終わったが、1・2シリーズと比べるとパワーダウンしている感は否めないものの、高水準をキープしているのは凄い。ベストエピソードは#14「ひまつぶし」、ベストシーンは#16「インド映画万歳!」のマサラ映画シーン、ベストキャラは#13「デビュー」に登場したラッパーを夢見るバカ息子のジョーイ。
8月放送開始予定のシリーズ4が待ち遠しい。