『LAW&ORDER』#401「法に背く時」Illegal

セントラルパークで行われた移民法の改正を訴えるデモで暴動が起き、多数の逮捕者が出る。翌日、会計士マリア・ソリアーノの射殺体が発見された。隣人が被害者を最後に見たのは昨日の朝で、発見時の服装と同じ。部屋の捜索で、彼女がエルサルバドルからの移住者で、イネスという妹がいることが分かった。イネスは就労ビザを3年前に申請し、去年却下されていた。不法滞在者を探すのは大変だが、昨日のデモで連行されていることが判明し、グリーンとルーポは留置場で彼女の聴取を行う。彼女は姉と共にデモに参加していたが暴動が起き、催涙弾の影響で姿を見失ったという。被害者は警官にビンを投げた男を携帯電話で録画しており、男が奪おうとして追ってきたらしい。携帯電話の信号を追い、公園の遺失物保管庫で回収、NY市警のCITUで動画を分析させた。動画には暴動の様子が映っており、2発の銃声が聞こえた。被害者に向かってきた男にはギャングのタトゥーがあり、前歴があったためすぐに身元が判明する。男の名はイグナシオ。彼は抗議活動をしていただけで、彼女を撃ったのは警官だと供述。自分も撃たれたといい、脚に弾がかすった傷があった。彼を連れて現場検証を行い、木に埋まっていた弾を回収。弾は9ミリのホローポイント弾で、グロック19から発射されていた。弾にはマリアの血が残っており、撃たれた地点の9メートル先で薬莢が2つ発見された。イグナシオの証言通り、警官が撃ったのだ――。