『LAW&ORDER』#408「見えざる恐怖」Bogeyman

車の中から作家ソフィア・キャメロンの遺体が発見された。車の名義人は彼女で、遺書はないが接射創から銃自殺と見られる。車内にはカップケーキがあった。映像アーティストで夫のブラッドリーに話を聞くが、ショックが大きい様子。ソフィアは新作の執筆に苦労していたらしい。ルーポとバーナードは編集者から、夫が妨害している者がいると言ってきたと聞く。彼は“彼ら”だの“これ”だの言っていて、問い詰めたら女優のケイト・ウェストウッド責め立てたという。彼女は今年映画3本に出演し、来月児童書を出版するという。2人は彼女を訪ね、聴取を行う。彼女はソフィアと姉妹同然の仲の幼なじみだが、いろいろあって3ヶ月話していないという。彼女は3ヶ月間に息子ルーカスを亡くしていたが、その件が疎遠になった原因であることは否定する。再びブラッドリーに聴取を行い、バーナードがアリバイを訊ねると、ソフィアが死んだ時刻は家にいたと主張。ソフィアが彼らがルーカスを殺したと言っていたと聞く。彼らとは“システモティックス”という教団で、清めの儀式中に死んだとケイトから聞き、通報を勧めたが怖がっていたという。ルーカスの死亡を確認した女医に聴取を行うが、乳幼児突然死症候群だと断言。教団の創始者エリソン・コンウェイの著書に清めの儀式についての記述はなく、ソフィアのメモにはシステモティックスの陰謀だとあり、キャメロン夫妻の妄想の可能性もある。ルーポは儀式の存在を確認するため管理スタッフを連れて教団への覆面捜査を行うが失敗、ヴァン・ビューレン警部補の知るところとなり叱責される。その直後、ルーポにブラッドリーが病院へ搬送されたとの報せが入る。病院へ駆けつけた2人は、警官から彼がホテルの部屋から転落し、誰かに突き落とされたと言っていたと聞く――。
グリーンの後任、ケヴィン・バーナード刑事(アンソニー・アンダーソン)が正式に加入。