『Web Fairy Paradise』発表作(14)

第83回WFP作品展 83-16(『WFP』第95号)
【協力自玉詰】 双方協力して攻方玉を詰める。
【Imitator(■またはI)】 着手をしたとき、その着手と同じベクトルだけ動く駒。Imitator が駒を飛び越えたり、駒のある地点に着手したり、盤の外に出たりするような着手は禁止。これは王手の判定にも適用される。

【手順】
a)4二金、7五角、5二n王[I67]、7七角、6二金、9五角成[I85]、6一金[I84]、6二馬[I51]まで8手。
b)4二銀、7五角、5二銀、6五角、3三銀不成[I57]、8四角[I66]、6一n王[I76]、8三角[I94]まで8手。
【結果】
正解2(自作解答をしたので実質1)
【コメント】
n王とImitator併用の協力自玉詰。持駒を制限しているので、たいして難しくないはず。受方持駒制限なしで実現できればベストですが無理でした。頭2手が同一(駒種は違いますが)なのが痛いところ。
残念ながら、bの方に非限定の余詰(銀を打つ順番が逆でも作意成立)があります。創作時のfmzaでは検出されませんでしたが、自分で気付いてもおかしくない事なので反省しなければなりません。
※「Fairy TopⅨ2016」で第9位になりました。投票してくださった変寝夢さん、ありがとうございました。