『銀髪の狼』#6「よみがえった男」Man From The Dead

俺の名はマッギール。元アメリカ情報部のエースだったが、ある計画の秘密を守るため、裏切り者として身を引かざるを得なくなった。今、一匹狼の探偵として世界各地を流れ歩く。古ぼけたスーツケースをただ一つ携えて……。(オープニングナレーション)

新聞に「死者甦る ロンドンに現れた生きた幽霊」という記事が掲載された。その幽霊はマッギールの上司だったハリー。マッギールの無実を証明できる唯一の証人だ。6年前に死んだ彼が、娘のレイチェルに目撃されたという。マッギールはアメリカ情報部の部長を訊ねるが相手にされず、そのうえレイチェルは証言を翻す。ハリーの生存を信じているマッギールは、レイチェルを張り込むことにした。
リチャード・ブラッドフォード主演、英国ITC制作のスパイ・アクション・ドラマ(1967年制作)。本エピソードはパイロット版として制作され、英国では第6話、日本では第1話として放映された。マッギールの声は新田昌玄。
マッギールが情報部を追われるきっかけとなった事件の真相が明かされるわけですが、予想通りの真相でした。終盤、敵のエージェント十数人にボッコボコにされたマッギールがレイチェルに対して言う台詞がハードボイルド。かっこよすぎる。