『LAW&ORDER:SVU』#93「幼い心の闇」Manic

土曜日の朝、41丁目の学校の体育館でバスケ部の花形選手2人が全裸で射殺された。犯人は生徒のジョー・ブレインを人質にしてボイラー室に立て篭もったため、SVUが出動する。交渉人が到着するまでの間ステイブラー刑事が犯人の説得にあたるが、室内で発砲があったため突入。犯人はジョーの頭を撃ち、窓から逃走した後だった。凶器の拳銃は前日に警備が生徒から没収したもので、保管箱から盗まれていた。拳銃の持ち主だった生徒と保護者に聴取をするが、事件とは無関係。ジョーの傷は浅かったが、ショックが大きいため聴取は無理。そこで絵の上手な彼に犯人の似顔絵を描いてもらうと、用務員のジョージ・ワデルを描く。ワデルを取り調べるが、彼は肺気腫を患っているため高い窓から逃走するのは無理だった。現場検証で銃弾は上に向けて発射されたことが分かり、ジョーがボイラー室のドアを閉めたことが指紋から判明。ベンソン刑事が焼却炉から凶器の拳銃を発見したことから、彼が犯人であることが決定的になる。
※この後の展開に触れています。
これぞSVU、という一本。少年犯罪・少年の心の闇で終わらず、製薬会社の販促策に事件が転がる。製薬会社が薬を勝手に送りつけてくるのもそうだが、学校の保健室に精神治療薬が常備されているって、アメリカはどうなってんだ。