『LAW&ORDER:SVU』#94「危険なセラピー」Mother

深夜にクスリ小屋の手入れが行われ、一室から司法精神医学博士で大学講師のグレタ・ハインツが意識を失い粘着テープで拘束された状態で発見される。彼女は頭を殴られていたが、薬物・レイプの痕跡はなかった。小屋の見張りが彼女は手入れの30分前に一人でやってきたと証言。意識を取り戻したハインツ博士に聴取をするが、彼女は健忘症で何も覚えておらず、犯人に心当たりはないという。夫によると10時に帰宅すると患者用の電話が鳴り、彼女はその後外出したという。博士は親の虐待と性犯罪の関係の研究の第一人者で、性犯罪者のカウンセリングを行っている。患者の中に“粘着テープのレイプ魔”ことベニー・ラルセイがおり、更生したとして彼を退院させていた。ベニーは足にGPS装置を付けており、禁止行動をとると担当者のPDAが鳴る仕様になっている。事件当夜、PDAは鳴っていないことからアリバイが成立するものの信用出来ないため、SVUの刑事たちが張り込みをすると、ベニーは猫を囮にして家から抜け出していた。
オーソドックスな展開だが、関係者の秘密が明らかになる終盤が重い……。原題はネタばらしじゃないかなぁ。