『華麗なるペテン師たち』#19「ハリウッド・サイン」As One Flew Out,One Flew In

BBCとKudos Film&Television制作のコン・ゲーム・ドラマ、シリーズ4が開幕。
リーダーのミッキーは友人のオーストラリア人詐欺師が手がけるシドニー・オペラハウスの売却という大掛かりな詐欺に助っ人として参加しているため不在、アルバートたちは長期休暇をとろうとするがダニーは納得がいかない。狙っているカモはミッキーの見立てでは見込みがないうえに10時間後にロスに発つため、アッシュは別のカモを探そうと提案するがダニーは聞き入れない。アルバートが電話で接触してみたところ、好感触を得る。今回のカモは強欲なアメリカ人、アンソニー・ウェストリー。工業用留め具類の会社でひと財産築き、8年前にその会社を売却し3000万ドル近くの利益を出したらしい。押しが強く、欲しい物は何が何でも手に入れる。映画ビジネスに強い執着があり、記念グッズ集めに凝っている。アルバートとダニーはディーラーを装い、ウェストリーに接触。世界最大規模のハリウッド記念グッズの博物館を建築中のウェストリーは普通のグッズに食いつかず、ダニーはハリウッド・サインが手に入ると約束してしまう。
ゲストはロバート・ワグナー(『スパイのライセンス』『華麗な探偵ピート&マック』『探偵ハート&ハート』の主演、声は城達也)、悪役顔になっててショックでしたよ。勝部演之が声を当てているから、そう感じたのかも知れないが(笑)。
さて、本編の話。面白かったけど、力技で切り抜けすぎなのが気になった(ダニーらしいといえばらしいのだが)。ミッキーの抜けた穴は予想以上に大きいってことか。また、(仕方のないことではあるが)アッシュの声が青野武から岩崎ひろしに変わり、慣れないせいか違和感があった。そのうち慣れる……のかなぁ。