『LAW&ORDER』#375「血塗られた憎悪」Fear America

イスラム教徒エリック・カラビーが首をナイフでかき切られて殺され、その模様を撮影したビデオがテレビ局に送られた。ビデオには顔を隠した2人の犯人が映っており、「アメリカ人連合」と書かれた横断幕も映っていた。被害者は午後10時頃職場から呼び出されて出かけたらしいが、固定電話・携帯電話共に着信記録はなく、妻のダイアンは寝ていたため詳しいことは知らなかった。合同テロ対策班のポールソンとFBIのグリッグスが捜査に加わり、情報を共有することになった。ポールソンによると、「アメリカ人連合」は90年代以降動きはなく、もはや組織はないはずだという。グリーンとキャサディは被害者の職場である法律事務所で聞き込みを行い、一昨日、ベンという友人と口論をしていたことを掴む。伝統と誤った行動について話していたらしい。ベン・ファウードはダイアンのいとこで、口論の件を訊ねると、カラビーが夜遊びしている噂があり浮気をしているか聞いたとのことで、浮気相手のことを聞きだすことは出来なかったという。捜索令状を取りカラビーの家を捜索し、クローゼットの奥からプリペイド携帯と過激派の文書が挟まったコーランを発見。また、パソコンの閲覧履歴を調べ、彼が反米サイトを見ていたことが判明する。カラビーが殺害された日に警察に電話していることが分かり録音を聞いてみると、36時間後にテロが起こるという内容。彼はテロリストではなく情報提供者だったのだ――。
シーズン1〜3のメインキャラクターの一人、ポール・ロビネットリチャード・ブルックス)が弁護士として登場。