『LAW&ORDER』#374「愛しき我が家」Home Sweet

高級住宅地で豪邸が爆発した。ガス管と電線の破損が原因だが事故ではなく、何者かが仕組んだものだった。家主のウェクスラー・シャフナーは軽症で済んだが、通行人の8歳の少女が爆発に巻き込まれ死亡する。彼によると半年前に家の電線の交換をしたといい、犯人に心当たりはないという。工事を請け負った業者によると、電線は家庭用としては最高のもので、ガス管に異常はなかったという。ウェクスラーの弁護士の話では、シャフナーは親の遺産で暮らしており、元妻ロザリーとの離婚に大金を費やし生活はつましいという。グリーンとキャサディはロザリーへの聴取を行う。彼女は結婚していた頃と同じ生活を保つ権利を得たといい、慰謝料2000万ドルのうち500万ドルしか支払われていないと不満を漏らす。シャフナーが死んでも遺産は全額寄付されるため、彼女はシャフナーが所有しているブルックリンの土地を売らせるつもりだが、彼はその土地を抵当に入れて金を借り、環境団体「グリーンピープル」に使わせているという。土地の売却を知り中傷メールを送りつけた「グリーンピープル」代表マイケル・キャプランを取調べるが、電気関係の知識のない彼が犯人である可能性は低い――。