『LAW&ORDER』#373「アバター」Avatar

10代をターゲットにしたSNS「ビー・フレンズ」に女性の遺体写真が投稿された。投稿したのは“リワインド99”と名乗る人物。死因は喉を潰されたことによる窒息死。被害者は娼婦のような格好をしているが、足にあわないヒール靴を履かされていたことから違うと思われる。運営会社によると、投稿者の名前と住所は偽者だがアドレスは本物。毎回サーバーが変わるため、IPアドレスからの追跡は困難。被害者が主婦のキャロライン・アン・プレストンと判明し、グリーンとキャサディは夫と娘のモリーに事情聴取を行う。事件時、夫はモリー体操競技会の応援に行き、携帯でインターネットを見ていたという。「ビーフレンズ」に登録しているのはモリーで、怪しい投稿を受け取ったことはないとのこと。被害者は浮気を2度していたが、相手と別れたという。一人目はシアトルに引っ越したドン、2人目はネットで知り合ったビル・ウォーカー。ウォーカーに聴取をするが成果はなかった。検視で死因は抗精神病薬の過剰摂取と判明。薬は犯人の物のようだ。被害者が着せられていたブラジャーがタイムズスクエア近くの店で販売されている品だとキャサディが気付き、店員への聴取で白人の男が購入したことを掴む。店は現金払い限定だったため、ATMの監視映像から“リワインド99”の顔の特徴と一致する男を見つけ出す。男の名はリチャード・イーラム。彼のアパートに突入した2人は抗精神病薬モリーの写真を発見。プレストン宅へ急行するが、モリーは連れ去られた後だった――。