『LAW&ORDER:LA』#8「バローナ川」Ballona Creek

バローナ川で流域管理課のドン・ヘラーの刺殺体が発見された。自転車道をスケートしていた女性が発見し、同僚のルイス・バルデスが通報した。刺創の位置から犯人は左利きと思われる。バルデスによると、事件の前日、センティナルで悪ガキどもがからかってきて彼らに石を投げてきたという。妻のシンディに聴取するが、トラブルはなく殺される心当たりはないようだ。凶器の波刃のナイフは見付かっておらず、からかわれた場所はギャングの縄張り。バローナ川の近くのマルコプレイスで被害者が乗っていた車が発見され、車中に川の水のサンプルがあった。最後に採ったベリーマン通り近くのバローナ川へ行くと、ヘラーのヘルメットと血痕を発見。ここで殺害されたと見て間違いない。職場の駐車場に残されていた自家用車のカーナビの履歴から、ヘラーがサウスセントラルに通っていたことが分かり聞き込みを行うが何も掴めない。シンディに訊いてみるが、彼女は何も知らなかった。TJがヘラーの部屋で彼が集めていた記事を発見。その記事は1987年〜1991年にサウスセントラルで起きた20代の黒人女性ばかりを狙った連続殺人事件の記事で、刺殺体が発見された場所はヘラーが廻っていた住所と一致する。唯一生き残った被害者ダイアナ・マクダーモットに、若い頃のヘラーの顔写真を入れた写真面割をするが、この中に犯人はいないと供述する。その夜、ゴミ置場で若い黒人女性の刺殺体が発見される。刺創は12ヶ所あり、凶器は片刃の波刃。連続殺人犯が犯行を再開したのだ――。