『名探偵モンク』#94「死者との約束」 mr.MONK and the Genius

残業代の支払いで揉めていたモンクとナタリー。そこへリンダ・クロスターが訪ねてくる。彼女はチェスのグランドマスター、パトリック・クロスターの妻。怯えた様子の彼女は夫に殺人と見抜かれない方法で殺されると言い、IQ180の夫を誰も止めることは出来ないので、自分が殺されたら夫を必ず捕まえてほしいと依頼。それから数時間後、リンダが自宅で死亡する。パトリックは大会出場のため遠征中。検死で心臓発作とされたが、モンクはパトリックによる毒殺とにらみ捜査を開始するが、ことごとく先手を打たれ逆にモンクが追いつめられてしまう。
(真相に触れている部分は背景と同色にしています)
久々に、頭脳明晰な犯人とガチンコ対決するエピソードなのだが、がっかりした。被害者が凶器を隠すというのは盲点を突いていて面白い。しかし、状況証拠で公判を維持できるのかというのもあるが、なぜ最初の妻の遺体を火葬にして証拠隠滅を図らなかったのかがわからない。殺人と見抜かれることがない方法だといっても、普通はもしもの時のためにするでしょう。IQ180の天才がこんなミスを犯すとは考えられないんだよなぁ。