『華麗なるペテン師たち』＃24「ビッグ・ダディー」Big Daddy Calling

休暇でラスベガスを訪れたアルバート。この地は20年前まで荒稼ぎをしていた古巣の街。自分を覚えている者はいないと高を括っていたが、カジノの警備主任ハリー・ドイルに見つかり、警備室に連行される。旧交を温めていたところ、運悪くオーナーのジョニー・マランザーノが現れ素性を知られてしまう。彼は今は亡きマフィアのボス・フランクの息子。アルバートは見せしめとして暴行を受ける。アルバートを心配して駆けつけたダニーたちは敵討ちに乗り出すことに。狙うはジョニーが死んだ父親フランクの思い出に作った世界最大のスロット・マシーン「ビッグ・ダディー」の巨大水槽に入った500万ドル！
シリーズ4最終話。これまでも盗む話はあったが、詐欺目当てだった。しかし、今回は正真正銘のケイパー・ストーリー。作中でアルバートが言っていたが、ダニーは成長したね（少しだけだが）。サプライズはないし、可もなく不可もなくといった出来だが、安心して見れました。アルバートのコスプレ（エルヴィス・プレスリー！）やラストに笑ってしまった。
これでシリーズ4が終わったわけですが、今シリーズの出来はあまり良くなかった。やはりこの作品にはミッキー・ストーンが必要ですな。ベストエピソードは＃23「カタキウチ」。
ミッキーが復帰する（その代わりに、ダニー・ビリー・ステイシーの3人がチームを去るのだが）シリーズ5をNHKが放送してくれることを期待したい。

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