『LAW&ORDER:SVU』#103「汚された社交クラブ」Brotherhood

下水処理場で若い男性の遺体が発見される。検視で死後36時間経過していること、死因は頭部の鈍器圧迫で頭皮にパイレックスが刺さっていたことから凶器は皿の可能性が高いこと、ソドミー行為で肛門に重度の裂傷があることが判明する。また、腕のタトゥーから被害者はウォレス大学の友愛会“タウ・オメガ”の会計係タイラー・ヘンリーと判明。タイラーが飲み会に顔を出さなかったため、同居人のロブ・スウィーニーが捜索願を出していた。タイラーの両親は離婚しており、母親はメイン州に、友愛会のメンバーである父親はNYで弁護士をしている。父親は金に厳しく学資しか出さないため、タイラーはウェブデザインや自分が運営する無料ポルノサイトの広告バナーの収入で稼いでいた。サイトでは濡れTシャツ大会やレズビアンショー、タイラーと女生徒の本番ショーの映像を配信していた。配信されていることを知らずに濡れTシャツ大会でストリップを披露してタイラーを訴えた女生徒が容疑者に浮上するがアリバイが成立、暴行の前科のある彼女の父親にもあたるがこちらもシロ。鑑識の鑑定の結果、タイラーの肛門から見つかった2つの繊維からソドミー行為に使用されたのは、高級品のヴァイオリンの弓であることが判明する。
後半の法廷パートが良い出来。ある程度予想は出来たが、ラストの逆転劇にしびれた。