『LAW&ORDER:SVU』#106「忌まわしい運命」Families

ベンソン刑事は連続レイプ未遂犯を追跡していたが途中で見失ってしまい、警察犬が投入される。容疑者を確保し署へ戻ろうとした時、警察犬がWT私立高校の女生徒シャノン・コイルの死体を発見する。死因は鈍器損傷による大量の脳出血、生前に性交渉していたがレイプではない。母親のスーザンと弟のブライアンに聴取をするが、交際のことは知らなかった。シャノンの携帯がなくなっており、知人の犯行の可能性が高いため、SVUの刑事たちは合唱部顧問スティーブ・アブルッツォや同級生に聴取を行い、練習後に寄ったコーヒーショップで親友のリサと別れた18時から死亡推定時刻の22時までの空白の時間が浮かび上がる。スティーブが前の学校で生徒と寝ていたという疑惑が発覚し、シャノンが所持していたコンドームの袋から彼の指紋が採取されたため、ステイブラー刑事とベンソン刑事はスティーブ宅に向かう。シャノンが所持していた鍵で入室すると、スティーブは女生徒とお楽しみの最中で、相手はリサだった。スティーブが女生徒を食べまくっていたと思われたが、リサがシャノンに恋人で同じ学校の生徒エイダン・コナーと過ごせるようにと鍵を渡したと供述する。
※テーマをばらしています。
原題・邦題で予想がつくが、近親相姦が事件の根にある(『SVU』でメインテーマにするのは、今回が初めてかな?)。本人同士が知らなかったんだから、これはもうどうしようもないよねぇ……。このラストは、多少は救いがあると思いたい。