『LAW&ORDER』#29「記憶の中に」In memory of

廃アパートの改築現場から8〜9歳の少年の白骨遺体が発見された。“JFKを大統領に”と書かれたバッジがあったことから、31年間ビルの地下室の壁の間にいたことになる。セレッターとローガンは失踪届を調べ、被害者は当時8歳のトーマス・キーガンであることを突き止める。2人は事件の担当だったマクファデンからゲイのカップルが容疑者だったことを聞き、当時の住人からメシマー夫妻とゲイのカップルのドーフマンとコノバーについて聞くが現住所が分からない。2人は電話会社の番号記録からメシマー夫妻の住所を突き止めるが夫妻は引っ越した後で、娘のジュリー・アトキンソンが住んでいた。彼女はトーマスと親しくしており、事件の捜査が再開されたと聞き卒倒する。彼女から両親の住所を聞き、夫妻からゲイのカップルのひとりコノバーが事件から6ヵ月後に少年に手を出したことを聞く。養護施設にいたコノバーに聴取を行うが、事件への関与を否定する。ジュリーが何か知っていると考えた2人は、オリヴェット博士の協力もあり事件当日の記憶を甦らせることに成功。ジュリーはバスタブで血塗れのセーターを洗う父親タッドの姿を思い出したのだ――。