『Web Fairy Paradise』発表作(121)

第153回WFP作品展 153-2(『WFP』第181号)

【点鏡】
55に関して点対称な位置にある2つの駒は、敵味方関係なく互いにその性能が入れ替わる。なお、行き所のない駒の禁則は適用されない。
【ライフル】
駒を取ったとき、取った駒が元の位置に戻る。
(補足)
Rifle Chess の翻案。
本来は「居ながらにして利き先の駒を取れる」であるが、「取った後で元の位置に戻る」とも解釈できる。ここでは成・不成の選択ができるよう後者の解釈を採り、以下の細則に従うものとする。
1) 駒取り時、駒が戻るまでを一手とみなす。駒を取った瞬間だけ「自玉への王手」となったり、「行き所のない駒」になったりしても構わない。
2) 生駒による駒取りで「現位置」「駒取り地点」のいずれかが可成地域にある場合、成・不成を選択できる。
【協力詰(ばか詰)】
双方協力して最短手数で受方玉を詰める。透かし詰は詰みと認められない。
【結果】
正解5名(実質正解者4名)
【手順】
44角、66玉、33角成、44歩、77角まで5手。
【コメント】
2021年10月23日完成、2023年5月20日投稿。
都裸玉が取り柄。手順中にライフル要素がありませんが(余詰消しの意味合いが強いです)、仕方ないですね。
点鏡のみだと77角に33歩で逃れますが、ライフルにより馬は取れないので詰んでいます。