『LAW&ORDER』#392「虐げられた英雄」Over Here

動物病院に激しい暴行を受けたホームレスが飛び込んできた。男は救命処置の甲斐なく死亡。それから間をおかず、公園でホームレスが襲われ死亡。同一犯による犯行と思われる。公園で殺害された被害者の所持品から、死亡したのはウィリアム・マッカーターと判明。どちらの被害者にも右こめかみに蹴られた痕があり、これが原因で脳出血が起きたことが検視で明らかになった。最初の被害者には散弾の負傷痕があり、肩甲骨のタトゥーからティクリートに駐屯していた退役軍人であることが分かった。彼の所持品にレックスモアチェルシーホテルのナプキンがあったため、グリーンとキャサディは聞き込みに向かった。シェフから彼がデビッドという名の退役軍人であり、飯の礼にフロアマットを持ってきていた事を聞く。フロアマットは高級品で、ハドソン自動車のものと判明。自動車店で聞き込みをすると、クライデルという名で、客を追い払ったため訴えているという。また、彼は店の近くの路地裏に住んでいたという。彼の“家”に血痕があり、犯行現場であることは明らか。防犯カメラには彼が若者2人から暴行を受けている映像が映っていたが、カメラが古いため犯人の顔が分からない。映像から現場にもう1人いたことが分かり、その人物がポケットから何かを落としたのが映っており、“家”の周辺を調べ地図を発見する。犯人がよそ者ならば滞在先はホテル。第2の襲撃事件の近くのホテルを調べ、デランシー・ホテルに4〜5人の若者が1週間宿泊していることを掴む。若者たちは既にチェックアウトしていたが、シーツに血と液体が付着、部屋の壁は殴られ破壊されていた――。