『LAW&ORDER』#411「権力の壁」Excalibur

金の精錬会社マディソン&ビーズリーの経営者、ヴィクター・マディソンの遺体が炉で発見された。ドアの鍵穴に鍵束が挿さったままで、車のキーもあった。一度外に出て、戻ったようだ。妻のスザンヌと会社の創業者である義父でもあるビーズリーに聴取を行うが、会社や私生活は順調で殺される心当たりはないという。検視官によると致命傷は後頭部への一撃で、その後炉の中に入れられたとのこと。被害者は死の前日、7Qパートナーズという会社に5000ドル払っていることが判明。7Qパートナーズは宝石業界の会社ではなく、住所は郵便物集配所になっている。銀行からの情報で、7Qパートナーズはケイマン諸島からの送金で口座を開設し、NY・マイアミ・中東からも送金があるという。送金者の名は中東の名前ではなく、とても怪しい。妻へ聴取するためルーポとバーナードが被害者宅へ行くと、義弟のフランク・ビーズリーがいた。彼は家業を継いでいないという。彼女に会社の取引について訊ねるが、南米や中東との取引はないといい、7Qパートナーズについては何も知らなかった。被害者の事務所を再度調べ、スケジュール表にジョージ・スミスの名を発見する。その名は7Qパートナーズへの送金者にあった。スケジュールによると、火曜日にパーク・ホテルで会ったようだ。2人はホテルへ向かい、フロントでジョージ・スミスが宿泊していると聞く。部屋行ったが無人。部屋を出ると金髪の若い女性とすれ違う。ルーポは部屋を間違ったという彼女のIDを確認し、開放する。女の名はサラ・シップリー、コールガールのようだ――。
シーズン18最終話。