『LAW&ORDER:SVU』#98「母の権利と子の権利」Choice

夜間警邏中の巡査がレストラン“ママ・スー”の異変に気付く。店内に入ると、壁にペンキで“くたばれアバズレ”との落書きがあり、経営者のジェニファー・フルトンが倒れていた。彼女の側には銃を持った10代のラテン系少年がいたが逃げられる。ジェニファーは暴行された痕跡があったが、レイプはされていなかった。彼女が未成年であるレオン・アーディレスに酒を販売して罰金を払っていたことが判明し、周辺のコンビニの防犯ビデオを確認したところガムを買うレオンが映っていた。ジェニファーに面通しをさせると、レオンが犯人だと証言する。逮捕されたレオンは店内に侵入し落書きをしたことは認めたが、レイプ未遂は否認する。ジェニファーの夫で共同経営者のクレイグにDVの過去があることが判明。ジェニファーに再度聴取するが、非協力的な態度を崩さない。しかし、クレイゲン警部とベンソン刑事の説得で、クレイグが犯人であることを認める。
訴訟の連続、権利の主張。アメリカ社会の病んだというか歪んだというか、そういう一面をまざまざと見せつけられる。最後はいい話風に終わるのだが、終始ジェニファーにむかつきっぱなしのエピソードだった。