通報を受け現場に到着したパトカーにナヤダ・クラヤの遺体が落下。警官は逃げた者を目撃しておらず、指示された場所は半年空き部屋だった。落ちる4時間前に死亡しており、撃ち殺し屋上まで運んで落としたと見られる。現場にヴァン・ビューレン警部補と共にサリバン警部補が現れ、被害者は潜入捜査中のデイナ・ベイカー刑事であると判明。潜入先はアルバニアの麻薬組織で、コソボの民兵に金が流れていたという。父親が大使館員でコソボに住んでいたことから、同胞に変装していた。通報は使い捨て携帯からでパトカーに遺体を落とした手口から見て刑事だとバレていたとしか思えないが、そうだとしたら彼女は気付いていなかったことになる。もっとも接触の多かった東ヨーロッパの犯罪組織の重要人物クレシュニック・ペルナスカを問い詰めるが、彼の組織は無関係だった。彼女は新しい取引があると言っていたそうで、ジェイソン・ヒッグスが仲介していたという。ヒッグスを逮捕し、ラトコ・ペトロビッチの犯行と自白させる。ペトロビッチは撃つ前から刑事だと知っていたという。ペトロビッチにはシカゴでの売人殺しで逮捕状が出ており、2週間前にNY入りしていた。ベイカー刑事が遺したメモから彼の潜伏先が分かり、銃撃戦の後逮捕する。ペトロビッチは彼女の正体を新聞で知ったという。確認してみると、彼女の父親トムの著書の記事に写真入りで掲載されていた。記者のベロニカ・ドレイクは何のために記事を書いたのか――。