『LAW&ORDER』#370「仮面の裏」Hindsight

朝、ニック・ファルコ刑事が目覚めると浴室に若い女性の遺体があった。前夜バーで出会い連れ帰った女性だという。死因は失血死、死後9〜10時間経過しており、凶器は台所の包丁セットの1つだった。ファルコは、深夜に一緒に店を出て自宅へ行きワインを開けたところまで記憶しているがその先のことは憶えておらず、薬を盛られたと主張。バーテンダーによると、被害者は人を待っていた様子だったという。指紋から、被害者は軽窃盗罪で逮捕歴のあるソニア・バスケスと判明。被害者の部屋を調べると、多数の男の運転免許証を発見。彼らに聴取すると、彼女と酒を飲んだ後意識をなくし目が覚めると窃盗の被害に遭っていたという。女一人で盗品を運び出すのは難しく、薬で気絶させて仲間を呼び入れたと考えられる。だが、被害に遭ったのは金持ちばかりで、ファルコはそうではない。検視でソニアが妊娠していたことが分かり、グリーンとフォンタナは彼女が通っていたコミュニティ・カレッジの研究仲間ジャレッド・ペリーへ聴取しようと向かうと、既に警官がいた。ペリーが射殺されていたのだ。彼のズボンのポケットには、ファルコの電話番号が記されたメモがあった――。
ニック・ファルコ刑事再登場。