『LAW&ORDER』#398「モンスター隣人」Driven

発砲事件の通報を受け、警官が105丁目の運動場へ駆けつけると、黒人少女ターニャが死んでいた。また、向かいのゴミ置場には身元不明の白人少年の遺体があった。少年は至近距離から2発撃たれ、ターニャは1発撃たれていた。少年の遺体の側に薬莢が2つ落ちており、少年の喉を貫通した弾がターニャに当たったようだ。少年の指紋はデータになかったが、髪の塩素から死の数時間前までプールで過ごしていたと思われ、周囲の施設よりpH値がきつくないため、高層マンションの屋内プールとみられる。少年がケンドール夫妻の息子デビッドであることが判明。デビッドの靴にペンキが付着していたため知り合いにリフォーム中の家がないか父親に訊ねたところ、スティール家のテラスハウスがそうだと聞き、グリーンとルーポはスティール家へ向かう。デビッドは、スティール家のジョシュとアンディ兄弟と親しかったという。兄弟の母親グレッチェンによると、デビッドは7時頃から1時間ほどいたが、家に帰ると言っていたといい、昨晩は2人とも家にいたという。彼女からデビッドが麻薬を買っていたと聞き、麻薬課の捜査員から105丁目の大物売人タイランを教えて貰った2人は彼への聴取を行う。彼によると、夕飯時デビッドが友達2人と歩いているのを見たとのこと。一緒にいたのは白人の兄弟で、バスケの球を持っていたが、5分後に戻ってきたときには球が消えていて、球を取られたと言っていたという。2人は兄弟が通う私立クレストポイント校へ向かい、下校する兄弟から改めて聴取を行う。デビッドの頭文字が入った球は黒人の4人組に取られたが、彼らは取り返しに行っていないという。4人組のひとりはボルティモア・ブレッツ時代のアール・モローのシャツを着ており、今度また着たら撃つと言われたという――。
ゲストはアリー・ウォーカー(『プロファイラー/犯罪心理分析官』)。